
東京都新宿区にある相互理解教育の株式会社七海インターナショナルです。
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今回の話題は、七海多文化の学校放送vol.37 臨時放送「ありがとう」と「すみません」についてです。
今日は、「ありがとう」と「すみません」に焦点を当てて、少し掘り下げてみたいと思います。
私たち日本人にとって、この2つの言葉は、あまりに日常的すぎて意識していないかもしれません。でも実は、この2つの言葉こそ、日本人の考え方や文化を映し出す大切なキーワードのように思います。
では、なぜ日本人は「ありがとう」と「すみません」を多用するのでしょうか?
その背景には、日本人が大切にしてきた「和」つまり人と人との調和を重んじる文化があります。これに関係しているように思います。
「すみません」は、「謝罪・依頼・感謝」の三役をこなす万能表現です。
そして「ありがとう」という言葉は、単に感謝の意味だけでなく、人間関係を温める“潤滑油”の役割を果たしています。
日本の社会では「言わなくてもわかる」文化がある一方で、相手との関係を良好に保つために、こまめに「ありがとう」を口にすることが大切だとされている点もあります。
私たちが無意識に口にしていますこの2つの言葉は、実は社会全体を「やわらかく包み込んでいる」大事な「空気の成分」のようなものなのかもしれません。
「ありがとう」と「すみません」。
この2つの言葉は、日本人らしさを最もよく表す言葉であり、同時に私たちの人間関係を支えている小さな魔法のような存在です。
これからは、口にするときに少しだけ意識してみたいものです。きっと私たちの言葉が、今まで以上に相手の心に届くのではないかと思います。
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